若葉の繁る頃に

しがないアイドルオタクの備忘録とチラシの裏書き。「なんとかなる」人生を送るのが目標です。

#3 会社を試用期間でクビになったオタクの話

2020年6月19日。毎日毎日1段ずつ登ってきた階段から、一気に転げ落ちた。

 

まさかブログ開設からたったの3回目でこんな内容になるとは予測もしていなかった。

 

タイトル通り、「会社をクビになった」のだ。

 

 

今年3月、9ヶ月目の転職活動に入っていた僕は、焦りに焦っていた。

新型コロナウイルスの影響でハローワークや転職サイトでの求人数も少なくなり、より良い転職先が見つからないのでは無いかと心底心配していた。

そんな中、優しく手を差し伸べてくれたのが今の会社である。

 

求人に応募し無事書類選考を通過した僕は面接当日、市営地下鉄線内の中でも比較的乗降人員が少ない最寄りとなる駅に降りた。

その日は小雨がパラパラと降っており、気温は低いが多少湿度はある。会社があるビルは新幹線の線路付近にひっそりと構えており、新横浜に近い事もあって付近の交通量はなかなかのもの。会社に着いたタイミングで雨足は少しばかり強くなり、数滴の雨粒が着ているスプリングコートを弾いた。

 

面接は取締役・常務・部長・営業社員各1名の4対1で行われた。まぁ取締役と営業社員が中心となって話していた為もう2人は据え置きに近い状態だったのだが。取締役は物腰の低い口調と笑顔で「平均年齢が高い会社ですが、なるべく若い人に合わせて動いていくつもりです」「若い人の意見も積極的に取り入れていきたい」などと話し掛けてくれた。その時は謙遜しながらも心の中ではとても嬉しく、自然と笑顔が溢れた。これまでの転職活動の中で自分に対するネガティブな意見や、中には罵詈雑言を浴びせられ両親を貶す発言もされてきた事もあって、言葉の温もりを面接の中で受けたのはこれが初めてであった。もう一人の営業社員は嬉々とした表情で仕事内容について詳しく教えてくれた。第一印象で「この会社に入りたい!」という気持ちが仕事に対して意識が低い自分でも芽生えた瞬間である。他にも2社に受かったが迷う事無く今の会社を選択した。

丁度緊急事態宣言が発令され3週間近く自宅待機を命じられるも内定を取り消される事は無く、4月下旬に晴れて入社日を迎える事となった。

 

しかし、今となっては完全に裏切られた想いである。

 

仕事は金網加工メーカーの営業職で、関東一円を中心に回るルートセールスである。内容としてはお客様から注文の連絡を頂いた後、工場に連絡し数量や納期等の詳細を伝える。その後材料が会社の倉庫に届けられるのでそれらを2tトラックに積み、得意先まで運搬するという仕事である。明確に言えば営業兼配送と言ったところ。

新規開拓はほぼ無いに等しく、会社目標として具体的な件数を掲げるも結局は名ばかりで先輩社員曰く「ここ10年はした事が無い」と言われた。

字面だけだと簡単そうに聞こえるが、実はトラックと言ってもMTでの運転が必要となり、更にはフォークリフト操作が必要であった。会社の不満については#1のブログに纏めている。

#1 初めての備忘録とチラシの裏書き - 若葉の繁る頃に

 

それでも習得すれば何とかなるだろう、という思いで日々仕事に明け暮れた。教育係である先輩社員も「MTに乗る機会なんて滅多に無いから仕方が無い」「焦らずに少しずつ確実にこなせば大丈夫だから」と優しくフォローしてくれた。多少なりとも不満はあったが、耐えていければ何とかなるレベルであった。

 

 

6月初日の営業会議で、今月の売上高が例年より相当低く苦しい状態であると常務の口から告げられた。このコロナ渦中で営業トップの成績を修める先輩社員でさえも急激に落ち込み、「とにかく無駄な経費を削ぎ落とす事に集中し、会社の存続に全力を尽くす事」と続け様に言い放った。まさかその経費が自分に当てはまるとは想像もしていなかった。

 

6月の初旬にはある程度MTの運転には慣れている状態であった。苦手としていた坂道発進も克服。先輩社員からもお褒めの言葉を貰い、緊急の案件以外は自分がトラックを運転する事もあった。仕事にも徐々に慣れ始め、自分とは2倍以上の年齢を行っている人達と軽い雑談も交わせる様になった。

 

しかし来たる今日、僕は部長から小さい会議室に呼び出された。

「単刀直入に申し上げると、この状況下で業績が急に悪化して、うーん何て言えばいいのかな」

全然単刀直入では無いが。募るイライラを抑えながら聞き耳を立てる。

 

「7月まで試用期間の予定でしたが、"不適合"とみなし、6月いっぱいまでの勤務とします

 

体中に電気を浴びせられたかの様な衝撃の一言を受けた。不適合って何?仕事が合わないって事?「若い人の意見も受け入れていきたい」と言っていたのに?

頭の整理が全く付かず、暫く混乱状態に陥った。あまりのショックで言葉を選ぶ気力も無く「そうですか…」と言って大きく溜め息をついた。

どうやら今日開かれた取締役会で決定したそうだが、詳細については明らかにしていないらしい。だが今の状況から経費削減が理由なんだろうから、試用期間中の人間を切るなら最初から雇わないで欲しいと声を大にして言いたい。ここまで横暴で無責任な対応を取る役員達の巻き添えを食らってしまった事に悔しさと腹立たしさを覚えた。

しかし怒りも悲しみも感じない無の感情も初めて体感した。高所で命綱の無いまま誰かに突き落とされてしまった様な感覚。"絶望"という言葉が深く脳裏によぎった。

その後、一番お世話になった先輩社員と些細な話に付き合ってくれた事務のおばさんに小さい声で「ありがとうございました」と言い残し、一目散にその場を去った。

 

 

今日は大粒の雨が降るも交通量は激しい。駅から10分までの距離で何度ダンプトラックが通り過ぎた事か。横断歩道を渡ると丁度トラックが目の前に停まっていて、このまま轢かれてしまってもいいやなんて咄嗟に思った。こんな社会にとって糞の役にも立たない奴は死んでしまった方が良いんじゃないか、と自暴自棄になっていた。

 

地元に帰り、昔から好きな壱八家の赤味噌ラーメンと半ライスを平らげた。固め濃いめ。心の不安定さとは裏腹にスープも全て飲み干す程の食欲はあった。本当に美味しい。10年経っても変わらない味で、パンチのあるスープに絡んだ麺に舌鼓を打った。そんなささやかな幸せにしがみつかなければ精神が壊死してしまう状態まで陥っていた。

(写真は過去のもの)

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家に帰っても暫く放心状態が続いた。HDDに溜め込んだ毎回心の底から笑える千鳥の番組も、好きな音楽も、好きな推しメンのメッセージチェックも、今日ばかりは離れて過ごしたいと思った。怠惰な人生から脱却すべく日々勉強する習慣を身につけて成長しなければと心に誓った途端のリストラ。神は時として残酷である。何もやる気が生まれない。とにかく全身に疲れが溜まっていた為、シャワーを浴びパジャマに着替え、すぐさま布団を敷いて眠りについた。

 

目が覚めると夕方の4時半を迎えていた。あまり眠れてはいない。Twitterを確認すると感情を無にした解雇報告のツイートもそこそこ伸びていた。電気を付け、深く溜め息を付いて天井を見つめる。重い身体を起こして冷蔵庫にあるサイダーを取り出し、コップに注ぐ。それを一気に飲み干すと、「これから先どうするか…」と未来を心配しながら目を瞑ると、あっという間にまた眠りについた。

 

 

#2 「M 愛すべき人がいて」について

遅れながら「M 愛すべき人がいて」を読了した。

 

単行本が届いたのは今週の火曜日なのだが、木曜日からの3日間でスローペースながらも、200ページ弱を読み終えた。

 

 

Twitterではテレビドラマ版と照らし合わせた短文の感想を書いているが、ここでは感想の詳細を良い点/悪い点/総評に分けて色々と書きたいと思う。

 

ネタバレが含まれているので注意。

 

 

まずは良い点から。

 

  • 「誰かの為に尽くしたい」と純粋な心で困難に立ち向かう姿は素敵

 

簡単に解釈すると、この作品は「愛の力で地位を成し遂げた栄光と挫折のストーリー」である。何ともベタな恋愛小説や映画を彷彿とさせるが、浜崎あゆみという一人の少女が"max matsuura"の手によって一気にトップアーティストとしての地位を成し遂げたと言うのは紛れも無い事実である。

浜崎あゆみという人間は、世間からしてみれば型破りな部類に入ると思う。学校という誰しもが通った組織の中で協調性の乱れが目立ち、通信簿も6年間評価が変わらないまま。周囲と歩調が合わせられない事を自覚しているのもあって、社会性は皆無に等しいだろう(自分も人の事は言えないが)。

しかしその分、感受性豊かで人想いな一面は人一倍であると思う。彼女は幼少期から誰よりも温かく見守ってくれた祖母、そして何よりも人生の転機に導いてくれた"マサ"の為、身を犠牲にしてまでも先の見えない未来に突っ走る事が出来る。共通してそこにあるのは「恩返しをしたい」という純粋な想いである。

これは中々出来ない事なのでは無いのか。いくら目標に対する目的が誰かの為であっても、一つ一つのマイルストーンを組み立てなければ中々モチベーションというものは保てられないだろう。ビジネスにおいても同じ事が言える。いくら歌詞が"マサ"に対するラブコールであったとしても、想いを力や行動に変えられるのは常人には出来ない事なのでは無いかと思う。自分を救ってくれる、支えてくれる人の期待に応えられる様に、がむしゃらに立ち向かう彼女の姿を見て不快感を覚える人はそう居ないと思う。

 

  • 先入観がいかに悪であるかと思い知らされた

 

これは感想と言うよりも勉強になったと言い換えた方が適切だが、改めて思い知った。

誹謗中傷という言葉がテラスハウスの一件で問題とされている時代の中、先入観という言葉はかなり重要な意味を成していると思う。

浜崎あゆみがメディアの取材で固有名詞を「あゆはぁ」「あゆはねぇ」という言葉を用いていたのだが、この今時のギャルらしい言葉を使うだけで「バカ」というレッテルを貼られ、会った事の無い人間を罵倒する構図は今のネット社会とよく似ている。

しかしラジオ番組の生放送で"max matsuura"と出会ってから4年間の事を赤裸々に自分の言葉で告げた事で、炎上の火種になるどころか、彼女への感謝のメッセージが続出したのだ。

(ドラマ版では当シーンを5話に放送すると予告していたが、この一連の流れを「復讐劇開始」と説明している。不特定多数の批判を一掃する事を復讐というには少し違うような。まぁいいや)

自分はWindows 95がこの世に出回った1995年に生まれた。「フルゆとり世代」と呼ばれインターネットと常に生きてきた自分は、過去にTwitterで先入観だけで物を判断したツイートをした事で人々の反感を買い、反発を受けた事がある。「浜崎あゆみは本当にバカなのか」という記事を見て悲しむ彼女の情景を想像すると共に自分の過去の失敗が走馬灯の如く思い出させ、自らを反省するきっかけに繋がった。

 

次に悪い点について。

 

  • 内容が薄い

まずこの本を購入する前に「恋空」等といったケータイ小説の様な文章で構成されているという事は前々から予想は付いていた。テレビドラマ自体があからさまなコント演劇になっているのだから。逆に言えば入りやすく登場人物も実質2人しか居ないので手軽さは抜群なのだが、深入りして見たかった自分にとっては、何処か物足りないという部分がどうしても引っ掛かってしまった。

 

  • あゆの「人に対する依存度」が高過ぎる

この本には随所に「"マサ"が居なければ歌う事は出来ない」と綴っている。確かに分かる。"マサ"が居なければ純粋な恋心を歌詞を作る事は出来なかっただろう。「Trust」を最初聴いた時には自身が恋愛経験が少ないにも関わらずどことなく共感出来た所はあった。しかしシンプルに粘着深い女が苦手な自分に取っては不快感でしか無かった。"max matsuura"としての仕事に疲れ、自堕落な生活に陳腐な宴会での醜態を目の当たりにしたらそれは腹が立つ気持ちも分かる。だが感情を丸出しに私物化をしようと自分の我儘を押し通すのはまた違うのでは無いか、と思う。まぁこれは自分が女心を分かっていないからこんな事言えるのかもしれないが。

しかし絶望から這い上がり、今日に至っても未だ活動を続けている彼女の力は伊達では無い。これは断言出来る。

 

最後に総評。

 

この本は「暴露本」として良くも悪くも注目を集めた作品であるが、最後に彼女が

 

「今回の人生で一生に一度きりだと思えるほどの大恋愛をしましたか?」

 

と間接的に読者にメッセージを放っている。

 

そして「私なら…」と続け様にこう答えた。

 

「はい。自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました。」と。

 

もちろん自分はNOだ。童貞且つまともな恋愛などした事は無く、今でもアイドルオタクをしている身なのでそんな事など知る由も無いのだが。ただ浜崎あゆみという「平成の歌姫」とも言わしめた歌手が、一人の人物によっていかにして何も無かったかつての名も無き少女をここまで成長してくれたという栄光の中身を知りたいのであれば一読の余地はある。

そしてこの本は特にアイドルオタクに見て欲しいという勝手な想いを持っている。「自分がこんな運命的な出会いを果たしたらどこまで本気になれるのか」と自問自答を繰り返すと思う。特にガチ恋オタク。少なからず僕は大いに考えました(この部分だけ偏差値3の文章)

そして自分は昔からエイベックスが作り出すサウンドが大好きだ。小学生の頃から周囲がアニソンばかり聴いて給食の時間でもそれが永遠と流れていく中、Every Little Thing大塚愛Do As Infinity等を聴いて大人になった。昔からエイベックスサウンドは癒やしでありエモーショナルな存在であった。浜崎あゆみ無くしてエイベックスは語れない。その音、歌詞に救われてきた自分にとってまた一つ知識を蓄るきっかけが出来た作品であった。

M 愛すべき人がいて (幻冬舎文庫)

M 愛すべき人がいて (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

#1 初めての備忘録とチラシの裏書き

今まで継続力が無く何事も飽き性であった自分を変える為に、初めてブログを書く事にした。語彙力の無さと初めてのブログである故、誤字脱字や間違った表現等があるかもしれないが、大目に見て欲しい。

 

今、某金属加工メーカーの営業職を勤めている。前職ではIT業界で電子メールシステムの営業職を勤めていたが、周囲とのレベルに合わず去年7月に1年5ヶ月で退職。9ヶ月間の長い長い転職活動を経て、今年4月に今の会社に入社した。

しかし試用期間の2ヶ月間の中で早くも入社後とのギャップが生じた。

 

①求人票に「AT限定可」と書かれていたにも関わらずMTトラックの運転免許が必要だった

(偶然にもMT免許を取得していた為採用されたと後日聞かされる。ちなみにMTはペーパー状態)

フォークリフト操作が必要

(求人票には未掲載。免許無し)

③朝5時前に起きて配送に出掛ける営業社員がいる

(該当社員は現在61歳)

④案件によっては現場工事の補助をしなければならない

(THE ドカタ。特にクソ暑い夏とクソ寒い冬に集中するとの事)

等が挙がる。

そんな会社に腰を据えて働く事が出来るだろうか。いや無いだろう。他人からしてみれば「贅沢な悩みだ」という言葉で一蹴されるかもしれない。①②は自分の努力次第で何とかなるかもしれないが、③の様に60代に突入しても顧客のリクエストに大いに振り回されるのはまっぴらごめんである。④はただ単にブルーカラーが嫌なだけ。

もちろん今の会社に入社出来た事については感謝している。新型コロナウイルスが世界中で蔓延している中、入社日の遅れから在宅勤務(という名の休日)の日々が続いたとは言え、しっかりと給料を貰えているという事はとても幸せだ。前職に比べ人間関係も悪くなく、比較的風通しの良い環境である(それでも昭和気質の考えを持つ常務なら居るが)。休日も完全週休2日。福利厚生には多少物足りなさを感じるも、比較的前職よりは良いと思っている(前職では個人的に成長した事はほぼ無いに等しく、過去の上司や先輩から向けられた「自分の無能さ」だけが残った)。

だが、会社に骨を埋めるとは言っていない。そんな生き方こそ人生の無駄遣いだと思っている。無理に今の会社に居座る必要は無い。しかしこのまま退職すれば何も残らない事も分かっている。何のスキルも教養も無い自分が20代の内に3度目の転職活動を迎えるのはあまりにもリスキー過ぎる。

 

という事で、自分の新しい目標を作る事にした。

 

  • 秘書検定2級を取得する
  • Excelのマクロをマスターする
  • 読書の時間を増やす
  • 休日は色んな場所へでかけ、色んな人とコミュニケーションを取る
  • 時間があれば英語の勉強に励む

 

仕事には一切関係の無い項目もあるが、人生経験を積むという意味では、役に立つ事ばかりであると考えている。

 

これはまず最初に達成したい目標である。社会人だけでなく学生も受けている検定との事で、合格率も65%以上と低い数値では無い。社会人の意外と知らないいろはを学べる社会人一年生にはオススメの検定との事。

またこの検定は独学で合格する人も多い為、自分自身の勉強の習慣を身につける為のステップである。「ここで受からなければ社会人失格だ」という雑草魂で試験に臨みたいと思う(指原莉乃)。

 

  • エクセルのマクロをマスターする

今の会社では正直な所PCに強い人は少ない。かくいう自分もIFやVLOOKUPなど関数については難なくこなせるが、マクロに関しては知識ゼロの状態である。言うまでもなくエクセルは社会人の誰もが使う一般的なツールなので、今の内に取得して今後困らない様に勉強したい。

 

  • 読書する時間を増やす

これまで自分は読書というよりも「活字」というものにアレルギーを抱いていた。Twitterの140字制限に慣れてしまったせいか、長ったらしい活字を読む事に抵抗感を覚え、暫くは読書から離れていた。

しかし、最近重松清が綴る本の出会いから、少しずつ読書の楽しさを理解してきた。彼は人を活字で感動させる事が出来るテクニシャンだ。そして彼の本からは、まだ自分の知らない世界と優しい言葉に包まれた新鮮な気持ちになれる。人間誰しも抱える複雑な悩みを見事に再現している作品ばかりでとても面白い。気になる方は以下にお勧めの重松清作品を紹介するので是非見ていただきたい。

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話は脱線したが、読書の習慣を身につける事で日々足りない自分の語彙力に大きな変化が生まれるかもしれない。

 

  • 休日は色んな所へ出掛け、色んな人とコミュニケーションを取る

自分は休日家でゴロゴロする事が多いが、ある程度陽の光を浴びないと生きている心地がしない事がある。そこで観音崎城ヶ島など、最寄りの路線である京急線で行ける海の見える観光地へ足を運ぶ事ならあるが、コミュニケーションを必要とする場所(ex.合コン・飲み会・ライブでのフォロワーとの絡み等)が極端に減ってきた気がする。と言うか避けている。これはアイドル現場へ最近通わなくなった事も原因に含まれるが、概ねは自分のコミュニケーション力不足のせいで、人に嫌われる事を極度に恐れている自分がいると認識している。うっかりTPOを弁えない発言で不快にしてしまった人もいると思う。謝りたい気持ちでいっぱいだ。そんな下らない事で関係が壊れるのは馬鹿馬鹿しい。SNSでも実際の会話でも色んな人と話し、スキルを高めたいと思う一心である。今はこの状況でフォロワーさんと実際にお話しする機会が一気に減ったが、今は我慢してコロナが終息するまで仕事での営業活動から鍛えあげて行動に移せていければと思う。

 

話は変わるが、ここ最近日向坂46を好きになり、潮紗理菜さんという推しメンが出来た。彼女は自分を犠牲にしてまで他人に尽くしてあげたいと考えるタイプで、超が付く程の真面目人間である。話が長くなってしまうのもこれが所以だと思っていて、彼女の人間性が映し出されている。メッセージアプリにおいてラジオ番組風の動画(以前までは着信)「潮紗理菜のおっしゃり菜」にて、些細なミスをしてもスルーせずしっかり謝ってしまう所や、人一倍礼儀を重んじる彼女の謙虚な性格は、どんな栄養剤よりも効き目のある最高の薬である。

実はまだ潮さんと握手した事は無く(厳密には3年前の欅坂全握で握手した記憶はあるが内容を覚えていない)、彼女の魅力を未だに肌で感じていないのが現状である。早く潮さんに会いたい。握手券もある。彼女と直接話したい事は山ほどある。トークでは語り尽くせない程のエピソードを今度は握手会と言う場で是非聞いてみたいものだ。

 

  • 時間があれば英語の勉強に励む

これは完全にフォロワーさんからの影響なのだが、「オンライン英会話で相手の女性と趣味の話で意気投合した」「韓国語の勉強でノート1冊分を使い切りスラスラ読める様になった」という報告を受け、純粋に凄いし羨ましいと思った(小並感)。9年前に暇潰し目的に登録したTwitterが、自らのモチベーションを上げてくれるツールに変わったのは有り難いと思う。フォロワーさんに感謝。とは言え上記の4つに加えていきなり全てをこなすのは難しいので、それらを達成した時に取り組もうと考えている。

 

今年25歳になり、アラサーとしてのスタートラインを今まさに立とうとしている。ここで成長を止めればこの先最悪の未来の始まりだろう(UVERworldの『Touch off』の歌詞です)。

 

そして今日、特に人生に何の目標を掲げていない自分にも、「座右の銘」が出来た。

 

「怒りの沸点は高く、笑いの沸点は低く」

 

この言葉はたまたまSNSで怒りの感情に任せて事を乱暴な言葉で片付けるユーザーを見つけ、同じ人間として恥ずかしさを覚えすかさずGoogleで検索した時に、トップの記事にこの言葉が表示されたのだ。見てみると内容には「怒りは問題の解決に繫がらない」「怒りを笑いに変える事で人は成長出来る」と綴られたものだった。これはアンガーマネジメントに纏る記事なのだが、僕はこのブログを書いた主に拍手喝采を送りたいと思う。そして些細な事に怒りを覚えてしまった自分を顧みて、非常に反省している。以下にその記事を載せるので是非とも読んで欲しい。

怒りの沸点は高く、笑いの沸点は低く|CAT|note

 

ちなみに、潮紗理菜さんが元気をもらった言葉の一つに「他人のものさし 自分のものさし それぞれ寸法が違う」とある。

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彼女曰く、「みんな違ってみんな良い。そのまんまの自分で良いんだよ」と話している。


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前職で働いていた自分も周りとの劣等感に落ち込む日々が続き、何度も泣いていた過去がある。周囲のレベルに付いて行けず退職を決意したのは案外正解だったのかもしれない。

 

長くなったので纏めると、現時点で今の自分がすべき事は、「自分に自信を持たせる為に日々の勉強と実践で成長し、次のステップへ踏んでいく」という事。

今まで受け身姿勢で逃げてばかりいた自分に歯止めをかけるべく、有益な1日を日々過ごしていきたい。