若葉の繁る頃に

しがないアイドルオタクの備忘録とチラシの裏書き。「なんとかなる」人生を送るのが目標です。

#5 Around 30

また一つ年を取ってしまった。

 

25歳となり、ついにアラサーとしての一歩を踏み始めた。僕と同世代の菅井友香さんや佐々木久美さんも近々アラサーに突入してしまうとなると感慨深い。ちなみに来年は山邊未夢さんも女子流唯一のアラサーとなる(根アスタライト)。

 

25歳となると世間的には立派な大人の仲間入りとなり、人生において大いに遊べる最後の時期となる。風俗へ行って歳を聞かれても「若いね〜」と言われる事も少なくなる(例えが最悪)。反面結婚ラッシュが相次ぎ、焦りに焦りを生んでしまうのもこの時期だと思っている。

無論オタクである僕にも結婚願望はあるが、まともな恋愛などした経験は無い。そんな僕は庄司芽生さんと潮紗理菜さんのガチ恋オタク。モテ男とは対極の位置にいる癖に華奢なアイドルに恋をするという正に滑稽噺に出てきそうな愚かな男だが、希望を捨ててしまうと現実に喘ぐ自分が容易に想像出来てしまうので精神衛生上こうでもしないと気が狂ってしまうのだ。

今回は少し恋愛について話したいと思う。 Twitterで恋愛話をしても叩かれるだけなので、どうかブログの中だけでも少しだけ自分の過去を回顧させてください。

ここから先は過去の恋愛話となるので「オタクは恋愛話をするな、アイドルの話をしろ」「お前の恋愛話なんか聞きたくねえよ、失せろ」と思った方は回れ右でお願いします()

 

--

最近幼稚園時代からの友人が大学時代に出会った女性と婚約し、来年には挙式を開くとの事。彼女も市川紗椰さん似の可愛らしい子だ。中学時代に入っていた僕のグループ内では初めてであり心から祝福したい気持ちもあるが、未だアイドルの背中を追っている現状の自分と比較すると胸が痛む。こうして年を追う毎に焦りを感じてしまうシーンが多くなり、自分だけ置いてけぼりにされてしまう事を想像してしまうと、自暴自棄に陥る事もしばしばある。そして周囲が続々と結婚しては子供を産み、話題は趣味や恋愛における愚痴話から一転、奥さんや子供などの家族の話題にシフトする。そんなノロケ話を会社の先輩から何度も聞いてきた。

前述の通り僕はこの25年間まともな恋愛というものを経験した事が無い。過去に2人と付き合った事があるが、セックスどころかキスさえした事が無い。1人目は高校時代に学年のマドンナ的存在と付き合ったが、自らのコミュニケーション能力の低さから行動が空回りし、「一生懸命さは伝わるけど、もう疲れた。さようなら」と2ヶ月で愛想を尽かされ別れた。一体どんな経緯があって交際に発展したのかは今でも分からないまま初恋は終わった。

2人目は専門学校時代、One Direction好きの少しぽっちゃりめな女の子と付き合った。価値観が合う事や前回の反省点を踏まえてデートの回数を増やす事でトライアンドエラーを繰り返しながらも積極的にアプローチする事が出来た。彼女は褒める事が上手で、男として認めてくれた唯一の女の子だった。特別恋愛経験が豊富な訳では無くお世辞抜きで褒めてくれたのがとても嬉しかった。しかし卒業の4ヶ月前に差し掛かった12月の帰り道、「カナダへ留学する」といきなり告白してきたのだ。「卒業してもこうやってバカ話出来ればいいね~」と語り合った矢先にだ。僕は突然の報告を受け止められずその場で泣く事しか出来なかった。やがて時間の経過と共に心に余裕ができ、"別れた訳では無い"と自分に言い聞かせられる様になってからは、出国前の空港にて"またね"をしても涙を流す事はなかった。

しかし3年後には絶対に帰ってくると約束し待っていたものの、その1年後にLINEはブロックされてしまう。更にその1年後には追い討ちをかける様に予定よりも1年早く帰国し、今では実家で生活をしていると友人から聞かされた。あの誉め言葉は何だったのか。"またね"とは一体何だったのか。カナダへの留学は僕との別れの口実だったのだろうか。あの時流した涙、褒められた時の高揚感を返せと今でも後悔の念を忘れられないでいる。カナダという異国の地で彼女の考えが180度変わってしまったのかどうか知らないが、女心は到底僕には理解できない。アイドルオタクをしている今でも定期的に答えの無い別れの理由を粗探ししてしまう。そんな自分の情けなさが見透かされてしまったというのも、可能性はある。

--

 

 

思い返せば特に恋愛面では傷だらけのまま25歳を迎えてしまったと後悔している。だが今だけは目の前の好きな人達に本気にさせて欲しい。今は東京女子流のパフォーマンスと潮紗理菜さんの活躍を見ているだけで最高の笑顔になれるので。ただTwitterでアイドルや独身異常男性である自分を遜るツイートをする時、いいねはされるが何処か虚無感を覚える事がある。幸せになりたい。推しメン、僕と結婚させてくれ(最悪な終わり方)

 

という、何とも薄っぺらい内容で終わった約2ヶ月振りのブログ更新でした(完)